つかさのBlog@hatena

技術系ブログのはず

一生に一度しか見れないサイト「+LIFE」を何度も開く方法

YouTubeなどで話題になっていた、+LIFEというサイトを何度も開く方法について書いていきます。

f:id:tsukasa-labz:20181108234039p:plain +LIFEへアクセスすると上記の画面が表示されます。
中央部分にある牛のシルエットあたりをクリックするとスタートします。
下記の2択を迫られ、3秒以内に回答する必要があります。

  • 母親を助ける

  • 見ず知らずの子供を助ける


どちらかを選択、またはどちらも選択しない状態で、3秒経過すると結果が表示されます。
再度やり直そうと+LIFEへアクセスしても、下記の画面が表示されます。
f:id:tsukasa-labz:20181108234049p:plain

選び直すためにやったこと

  • ブラウザのキャッシュ、クッキーのクリア

  • ブラウザをプライベートモードで実行

  • IPアドレスを変更

  • アクセスするPCの変更

しかし、上記の方法では選び直すことができませんでした。

選び直すために必要なこと

  1. ブラウザのキャッシュ、クッキーのクリア(もしかしたら不要かも)
  2. IPアドレスを変更
  3. FlashのSharedObjectを削除

解説

1のブラウザキャッシュ、クッキークリアはFirefox終了時、自動的に消えるように設定していたため記載していますが、もしかしたら不要かもしれません。
2はこちらの記事に記載した手順で、IPアドレスを変更しました。

3が盲点でした。サイトがFlashで作られており、SharedObjectというクッキーのようなものに情報が残っていました。

ということで、SharedObjectに記録されている情報を消していきます。
1. 「Windowsキー」 + 「R」で「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを表示
2. 「名前」欄に「%APPDATA%\Macromedia\Flash Player#SharedObjects」と入力
3. 「OK」をクリック。

エクスプローラで該当フォルダが表示され、その中に英数字8桁程度のフォルダ(おそらくランダム文字列)が作成されています。
そのフォルダを開くと「kappuku.jp\life\index.swf」という階層でフォルダが作成されています。
その中に「kappuku_life.sol」というファイル(おそらく拡張子はランダム)が作成されています。
f:id:tsukasa-labz:20181109015142p:plain

「kappuku_life.sol」をテキストエディタで開くと、選択した内容のコード値が記載されています。
私は「#SharedObjects」直下にある英数字8桁程度のフォルダ毎削除し、無事に選び直すことができるようになりました。
※上記作業はブラウザを閉じた状態で行ってください。

kappuku_life.solの正体

ファイルをサクラエディタで開いてみたところ「 ソ )TCSO kappuku_life clickNum 1 」という1行が記載されていました。
「clickNum」の後ろにある数字が、選択した内容のコード値で、下記のようになっていました。
1:母親を助ける
2:見ず知らずの子供を助ける
3:何もしなかった場合

0やマイナス値に書き換えてみたところ、1と同様の結果になりました。
4以上に書き換えてみたところ、3と同様の結果になりました。

感想

IPアドレスを変更せず、初めて使用するPCからアクセスしても「2度目はありません」と表示されており、少し驚きました。
ですが、この時点でIPアドレスを記録していることは確定しました。

選択した内容により、「2度目はありません」の画面に出ているシルエットが変わっていました。
この点は後から気がつきましたが、クッキーやキャッシュを消しているのに選択した内容を保持しているということは、別の手段で情報を保持しているというヒントでした。
もう少し注意深くデバッグしていれば、より少ない時間で問題解決できたのかなと少し残念な気分になりました。。。

その他

取り上げていたYouTuber
Fischer's-フィッシャーズ-
水溜りボンド
ヒカル(Hikaru)