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Ionicで作る モバイルアプリ制作入門の感想

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Ionicとは

Ionicは、Google社の「Angular」というアプリケーションフレームワークをベースに HTML5アプリの開発に特化して作られたフレームワークです。

Ionicで作る モバイルアプリ制作入門〈Web/iPhone/Android対応〉より引用

なぜIonicを勉強しようと思ったか

正直なところ、Twitterでたまたま見かけたからです。
Twitterで見かけるまではMonacaで選択できるフレームワーク程度の知識しかありませんでした。
元々スマホアプリ開発に興味があり、AndroidアプリをGoogle Playに公開※1していました。
そのため、見かけた時に購入することを決定しました。

読んでみた感想

良かった点
  • iOS/Android別のUIデザイン
     → Onsen UI同様、OS毎に見た目が変わるのはやはり有り難い
  • 公式ドキュメントのURLが必ず書いてある
     → これは地味に有り難く、リファレンスを確認しながら進められる!
  • リファクタリングが実践的
     → 見よう見まねで作成したコードが、再利用性の高いコードになりました!
  • IonicViewで審査無しにアプリを配布
     → 年会費無しにiPhone/Androidで実機確認できるのは素晴らしい!

悪かった点
  • Android Studioのインストール説明などが簡潔
     → 開発初心者を対象としていないためか、かなり省略されております
  • ページ数の割には価格が高い※2
     → ページ数で価値が決まるとは思いませんが、やはり割高感があります
  • 「Webサイトが作れるならアプリが作れる」とあるが、AngularやTypeScriptを覚えないといけない
     → これは私の勉強不足ですね、精進します(汗)

総括

やや割高感はありますが、内容がかなり濃厚なので買う価値有りだと思います。
CHAPTER04ではJSON形式で取得したデータを表示するニュースアプリのようなものを作成しました。
よくあるメモアプリやタスク管理アプリと比べ、より実践的で作っていてとても楽しめました。

Ionicを使うにあたり、AngularやTypeScriptなども勉強しないといけないと痛感しました。
今年中にはRuby on Railsでバックエンドを作成し、Monaca/Ionicでスマホアプリをリリースしたいと思います。

補足

※1 現在は諸事情により公開しておりません
※2 買おうと思っていたプロを目指す人のためのRuby入門と比較

書籍名 判型 ページ数 価格
プロを目指す人のためのRuby入門 B5変形判 472ページ 3,218円
Ionicで作る モバイルアプリ制作入門 A5判 194 ページ 3,910円